前に進もう 今日のメモ書き

毎日のメモ代わりに脈絡なく思うまま書いています。最近はもっぱら読書備忘録です。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『人新生の「資本論」』斎藤幸平 著を読んだ

「人新生」なる言葉を見かけるようになり、どういう事だろうと、アマゾンで「人新生」で検索すると、トップに出てきた本。ちょっと前の話題の本だったようで、すごい数のアマゾンレビューだ。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤幸平 集英社 Amazon …

読了「スピノザー読む人の肖像」國分功一郎 著

途中、第三章が難しくきつかったけど第四章からまた読めるようになり、 最後の第七章で再び躓きそうになったがなんとか読了。 第三章は、スピノザの主著「エチカ」の難解とされる第一部についての考察と知り、難しいのに納得。妙な一安心。 スピノザという哲…

(映画)「RRR」/「エブリシングエブリウェアオールアットワンス」

今月は映画館で2本観れた! どちらもなんか「つまらないことにくよくよするのやめよう」的なエネルギーをもらえた。 rrr-movie.jp これは夫と観に行った。とてもとてもとても面白かった!!!! もう1回観れる。 インド映画はなんかすごくシンプルにエネル…

「スピノザー読む人の肖像」國分功一郎 著

ダマシオ教授の本から、「スピノザ」という哲学者について知りたいと思っていたら、 先日読んだ「暇と退屈の倫理学(新潮文庫)」の著者である國分功一郎さんがスピノザの研究者であると知り、早速この本を買ってみた。 スピノザ 読む人の肖像 (岩波新書) 作…

読了「方法叙説」ルネ・デカルト/「史上最強の哲学入門」飲茶

認知科学や意識に関する本を読んでいて、やっぱり哲学が必要なのねと、哲学の本をまた色々購入した。 いきなりのデカルト様。 方法叙説 (講談社学術文庫) 作者:ルネ・デカルト 講談社 Amazon 非常に薄ーい本だけど、改行がほとんどなく、文字がびっしり。 何…

読了「運転者」

発言小町という掲示板を時々見る。 その掲示板で難病で苦しんでいる人のトピックへの回答でこの本が挙げられていた。AmazonPrimeで0円だし読みやすそうだなーと思って、読んでみた。 運転者 未来を変える過去からの使者 作者:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥ…

読了「教養としての『意識』」アントニオ・ダマシオ 著

まだまだ[ふわーんとした][何となく]な理解のままでいるところであり、この手の本を重ねて読んでいる。 ダマシオ教授の 教養としての「意識」――機械が到達できない最後の人間性 作者:アントニオ・ダマシオ ダイヤモンド社 Amazon この本で印象に残ってい…

「Nのために」湊かなえ 著 / 「脳はなぜ『心』を作ったのか」前野隆司 著

気分転換に小説、湊かなえさんにはまっている Nのために (双葉文庫) 作者:湊かなえ 双葉社 Amazon 面白かった。 この方のラストに向かう伏線の回収、つながっていく展開はいつも本当にすごいなと思う。 どんな脳の構造をしていたらこんな小説が書けるんだろ…

(日記)息子、中学校卒業式 

先日、公立高校の受験を終え、 無事に中学校の卒業を迎えた。 お調子者でお友達とはしゃぎすぎて授業中に注意をうけたり、 実力テストは結構点が取れるのに、定期テストだと点数が伸びなくて 内申書を心配したり、色々やきもきしたなあ。 でも、年が明けて、…

読了「現れる存在 脳と身体と世界の再統合」アンディ・クラーク 著

現れる存在 脳と身体と世界の再統合 (ハヤカワ文庫NF) 作者:アンディ クラーク 早川書房 Amazon 読んだ。すごい本だ。難しかったけど読んでよかった。 『教養としての認知科学』の最後の章で紹介されていたこの本について、 鈴木先生は「これを読んで痺れた…

「本当にわかる為替相場」尾河眞樹 著

昨年は、為替(FX)に取り組んでいたので、トレードに関する本を沢山読んでいた。 それらのいろんな勉強をなかったことにするのはもったいないので 経済や金融のことも教養として概要ぐらいわすれないように。。。 その中から、わかりやすかった本をひとつ。 …

「現れる存在 脳と身体と世界の再統合」読み始める

届いた。分厚い本。上下巻にしたらいいんじゃないかという厚み。 早速、序文から心に響いた一文を紹介 「それは己を知り、自然界での位置づけを知るという、心の探求の旅路である。」 まさに最近そのために本を読んでいる自覚が出てきていたのだ。 分厚くて…

「暇と退屈の倫理学」國分功一郎著を読みました。

人間であることを楽しむ 気晴らしと退屈の関係性 退屈について、ハイデッガー等偉大な哲学者たちの考察をもとに 展開される内容にとても納得 他に、前半にあった「消費する者ではなく、浪費する者になろう」が 印象に残っている (一般的な捉えられ方の『消…

読了「教養としての認知科学」鈴木宏昭 著

鈴木先生の本はこれで3冊目 最初は硬い文章になれなくて、私にはレベルが違っていたかと思っていたけど 頑張って読んでいるうちにいつの間にかの3冊目 「教養としての認知科学」鈴木宏昭 著 つまり、記憶そして知性とは はかなく脆いんだということ そのとき…