前に進もう 今日のメモ書き

毎日のメモ代わりに脈絡なく思うまま書いています。最近はもっぱら読書備忘録です。

先週と、この週末読んだ本たち 覚え書き

今週末の一番衝撃だったのはこの本なのだ。

こういう大正時代の文学は、中学高校で名前を知るくらいで読んだことはなく、初めての挑戦だった。

なかなかに刺激が強かった本。こういう本を耽美主義というらしい。

大正時代の言葉の数々が面白くて、現代と違う話ことばが興味深い。

主人公の30超えの男の人の一人語りの本なのだけど、14歳くらいの少女を自分の理想通りの女の人に育てるという設定がまずもって刺激的。

セックスシーンの描写があるわけではないのになんて官能的なんでしょう。

主人公が少女に溺れる様や、少女の悪魔っぷりにいらいらしたり、あきれたり、開いた口がふさがらない状態だった。

とてつもなく妄想が搔き立てれるた本だった。

あんまり心惹かれたので他にも何冊か借りてみた。

 

 

 

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その他ザクザク読んだ本とか読み終わった本

 

最近、自分の人生の時間や可能性を意識しながら本を読みたいなあと思うようになってきた。

手当たり次第に興味があるのをどんどん読もうとしていたけれど、もっと目的を明確にして読めたらいいなという感じ。

 

チクセントミハイ教授の本をまた読んでみたが、さすがにちょっとおなか一杯になってきた。

どんなに単調な仕事にもフローを見出すことはできるといったようなことが序文にもあって、私もそれを求めていたんだけど、どちらかというと企業のトップについての話が多く、少しがっかりした。

聞きたいのは、そういうリーダーたちの素晴らしい体験の話ではなくて、その他大勢の結構末端の労働者がフローを見出すときの、または見出すために何が必要かという話だったのです。

私の読解力が足りないせいかもしれない。ヒントが全くなかったわけではないけれど、『クリエイティヴィティ―フロー体験と創造性の心理学』がすごく良かったので、求めすぎたせいかもしれない。

 

 

 

これはちょっと前に読み終わってた。なかなか読み進められなかった本だった。

著者の言ってることはすごく分かるが、実践するにはかなり努力が必要だと思った。

良い関係を築くための会話の実例が沢山あるが、とても回りくどい表現が多く実際にそんな長いセリフは相手がちゃんと受け止めてくれるんだろうか。なんだか皮肉にきこえないだろうかと心配になりそうな言い回しなど。。

でも、もう一回読んでみたいと思う本。

 

 

 

 

これはすごーくざっくり読んだ。橘玲さんのブログで紹介されていた本。橘さんの以下の記事がとても為になったので、がっつり読まなくてもいいかなと。

www.tachibana-akira.com

なんにせよ、健康に気を付け、良い人間関係を築く(保つ)よう努力すること。

そんでもって最低限暮らしていける資金があれば、それでもう御の字じゃないか⁈

というすごく一般的で当たり前の読後感です。

ただ、一から新しい分野のスキルを身につけようとするのではなくて、今やってる仕事を進化させること、専門性を高めることのほうが、必要なんだなあということがわかりました。

新しい分野に飛び込もうとしても、すでにその分野には20代30代からやってきているプロがわんさかいるから。当たり前といえば当たり前の話ですよね。