人間であることを楽しむ
気晴らしと退屈の関係性
退屈について、ハイデッガー等偉大な哲学者たちの考察をもとに
展開される内容にとても納得
他に、前半にあった「消費する者ではなく、浪費する者になろう」が
印象に残っている
(一般的な捉えられ方の『消費』『浪費』と違っている)
この本を読んでいること、本を読む行為そのものも
「暇と退屈の倫理学」にあてはまる
「それでよいのだ」と言ってもらえてる感覚を読書で得ているなと思う
「食べることをもっと楽しもう」というところに、マインドフルネスを思い出した。
私の中で、瞬間瞬間に気付きをもつことの重要性にまた戻ってきた。
生きてるって楽しい。こう思えるのは人間だからこそだ。
その逆ももちろん然りである。
どっちにも向かってしまうなら、楽しいほうに向かいたい。
結論を読んで感動します。読んでよかった。この本も、もう一度読みたい本になった。
哲学にも興味がわいてくる、知りたい、もっと読んでみたい