前に進もう 今日のメモ書き

毎日のメモ代わりに脈絡なく思うまま書いています。最近はもっぱら読書備忘録です。

50歳からの人生戦略 佐藤 優 著を読んだ

じんわりと染みてくる、現実的なアドバイスがちりばめられてた。

表紙カバーの折り返しにある言葉が印象的。『焦らない、無理しない。でも、あきらめない』

読後、自分のなかに残った要点を箇条書きにしておく。

・60歳まではよっぽどのことがなければ、今の会社に勤たほうが合理的である。
・功名心はもう不要。目立たなくとも良い。
・家族と健康を何より大事にすること。
・投資にお金をかけすぎない。
・60歳からできることを具体的にしていくこと。
・頼り、委ねる。人間は一人では生きられない。助け合う。助けを求められる人との関係を大事にする。
・終わりを意識して、残された時間をどう過ごすか
・物事を正しくとらえる為、倫理観を大事にする為、勉強を続けること。
・国語、数学、倫理、歴史の勉強。高校の教科書を利用するとよい。
・語学は今からやっても仕事などでは役に立たない → 私は趣味として続けたい。続ける。


佐藤さんはキリスト教徒でいらっしゃるので、最終章でも沢山引用されています。
仏教との考え方の違いが比較されていて、興味深かった。

昨日と今日の読書。散歩。

この週末はよく読んでる方だ。ブログが励みになっている。

 

 

 

積読本から1冊読んだ。タイトルだけ見ると「なんかよくある自己啓発本かなあ。退屈かなあ。」と思っていたのだけど、ちゃんと読んでみたら、へー、そういう切り口があるのかと意外だった。

 

・私たちは絶えずお互いに訂正している。

ナショナリズムとは自分は正しい場所に産まれて幸せだったという考え方。

・資本主義がしているのは私たちの行動を構成して操作すること。

・ワクチンは周りのためではなく、自分のために打つのだ

・もっと違う国、年代、人種、環境にある人々との対話を学ばなければならない。対話をしなければならない。

などなど。。。

 

印象に残っているのは、『恵まれない境遇の人たちの役にたって、得る利益は正しい』といった趣旨のことが書いてあって、『倫理資本主義を創造すること』と著者は述べている。

この考え方は、マイケルサンデル教授の本にも出てきていて(ロールズという哲学者が紹介されていた)、感銘を受けたというのかな、ちょっと気付かせてもらえたような啓示をうけたような思いだった概念です。

 

マルクス・ガブリエルさんの他の本も読んでみることに決めた!

 

そして今は、下記の3冊が途中。

 

今日読み終わるだろう。

 

読み終わるのにあと数時間必要

 

結構苦戦してる。

 

 

 

 

 

今日は、梅の花を見てきた。綺麗だった。

春が来ている。花粉症も来ている。。。

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震える岩 宮部みゆき

小説をもっと読みたいと思って、何故か時代小説を借りてみた。

新装版 震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫) https://amzn.asia/d/2GTJlPy


面白かったです。3時間くらいで読んだ。
クライマックスに向かうにつれ、頁を捲る手が速くなった。

主人公のお初ちゃんと右京之介さんのやりとりが微笑ましく爽やかで、他にも登場人物達の姿が映像で目に浮かぶよう。

ホラーなストーリーで、映画やテレビの二時間ドラマに良さげ。

お話に入り込んで、途中、身体がゾクゾクした。

今朝は3時に目が覚めて寝たりない状態だったけど、面白くなってきて一気に読んだ。

実用書ばかりじゃなくて、小説ももっと読みたいです。読む気になりました。

ハイデガーのエッセンスにちょこっと触れてみた。

存在と時間」という20世紀最も重要な哲学書と言われるを書いたハイデガーのという人は、いろんな本でお名前がでてくるので読んでみたいけれど、きっとちんぷんかんぷんだと思うので、何か入門書はないかとこちらを読んでみる。

ハイデガー存在と時間』 2022年4月 (NHK100分de名著) https://www.amazon.jp/dp/4142231383?ref=ppx_pop_mob_ap_share

さすが読みやすかった。他にも入門書は色々とあるだろうな。

(以下引用)-------------------------
存在と時間』には、人はなぜ不安になるのか、自分らしい生き方とは何か、なぜ人は世間の目を気にしてしまうのか、といった、人生を考えるうえで重要なヒントがちりばめられています。

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なるほど。結局、人間て集団でしか生きられない動物だよね。山奥で自給自足で誰ともかかわらない限り。
集団の中で自分を殺さず生き延びるためにお互いの顔色を本能で伺う。もうほんとに本能だと実感する。
それで自分に与えられている状況でどうやって生き延びるか模索している。
悩みを解決しようともがくのも、人のために生きようとするのも、全部全部『生きたい、自らを生かしたい』という本能から派生していると思っている。

本を読むのは、『生きる』ためのヒントがもらえるから。今更だけど。


それにしても、ブログを毎日書くのもなかなか大変だ。
だけど、先日読んだ『続ける思考』の本に、とにかく「毎日やる」ことが重要とあって、
「毎日できる小さな小さな単位におとしこむこと。」ていうところになるほどと思い、やってみることにしている。

まとまりも主張もあるのかないのか良く分からない、ほぼ垂れ流し状態の文章の自己満足のブログ。
特定の人を故意に傷つけたり、貶めたりするような記述がないようにと、そこは注意して、あとは思いのまま気の向くまま書いている。

書くって難しい。思考、感情をどこまで捉えてどこまで言語化したらいいのか?できるのか?
書きたくなったり、面倒になったり。

そのうちもうちょっと上手に思考をまとめることができますように。

次の段階を考えようと読んだ本

もがきまくったような気がする40代。今年50歳かあ。

昨日、今日とザクザクと2冊読んだ。もちろんこの2冊で何かが具体的になるわけではない。

定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) https://amzn.asia/d/6SnxXhX

ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う (講談社現代新書) https://amzn.asia/d/dQQDuv1

60歳以降の再雇用で延長してまで今の仕事はしないで良いなとか、55歳までにはやめたいとか思うけれど、「じゃあやめて何をする」という具体的なことが何も見出せないでいる。

承認欲求とか出世欲とか見栄とか物欲とか、いろんな葛藤ともがいてきた40代だったなぁ。あんまり「不惑の40代」ではなかったなあ。
さすがに自分探しなんてことまではなかったけれど。

最近は読書に出会えて良かったなと心から思う。

仕事について、まだまだもがいている部分は正直ある。

それにしても、チクセントミハイのフロー理論の本と上記の本と読んでいて、宇宙の中の世界の中の、少しでもより良い「部分」であれたらいいなと思った。

「私」の成功を諦めて、世界の中のより良き一部である事に納得できる。

どんな仕事でも立場でも、その時やってる事に楽しみややりがいを見出したいと思う。

クリエイティビティ M・チクセントミハイ

読みました。なんていうか、軽いビジネス書では全然ない。

クリエイティヴィティ―フロー体験と創造性の心理学 https://amzn.asia/d/6PTz3Y8

各界のノーベル賞級の業績をあげた人達のインタビューを行い、フロー体験や創造性はどういう人に起こるのか、どういう状況で得られるのか語られる。
しかし、ノーベル賞級の仕事、業績を残す為には、そういう環境に恵まれるという運もまた大きな要素があるとも言及がある。
この本の大事なことは、「じゃあそういう人々のインタビューをヒントに、私達はどうやって創造性を持つ事が出来るか」というところなんだと思う。最後の章に、そのための具体的な方法がまとめられている。


図書館で借りた本だけど、もう一度読みたくてメルカリで購入した。2度目読むのはいつになる事だろう。

人に強くなる極意 佐藤優

要約と感想が入り混じった、読後のまとめ

人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス) https://amzn.asia/d/fJ1pm03

・人と仕事を侮らない。人にも仕事にも、それがチョロいと思ったら侮っている証拠。
・びびらないこと。相手の論理構想と目的を見極めること。
・職場でのハッタリは命とり
・シンプルに仕事する
・自分にある程度の負荷をかけながら仕事をする事
そうしないといざという時動けない。
・諦めない事と、諦める事の見極め
・英語は続けること
・組織の動向、変化を逃さずに、キャッチしておくこと
・もっと小説を読むこと