前に進もう 今日のメモ書き

毎日のメモ代わりに脈絡なく思うまま書いています。最近はもっぱら読書備忘録です。

土曜日。暇である。ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性 上』

土曜日。暇であった。

 

車で5分くらいのところにあるスタバで、ナシーム・ニコラス・タレブさんの本を読んだ。(デネット教授はどうした私)

前から読みたくて、数か月積読本だったけど手に取った。

 

また読み切ってないけどナシームさん好きです。

ちょっとアウトローなところが溜まらない。アカデミックに拠らないところも好きだ。

きっとちょっと繊細な人ではないかと勝手に想像している。

 

セネカの哲学に学べ」という話がでてくる。前に読んだ

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

でも触れられていたかと思う。

 

私自身は、著者が言う「脆いタイプの人間」として当てはまるところが多々あって、くそー変わりたいな、ストレスを糧に強くなる「反脆い人間」になりたいなと思わせられる。

 

まだ全部読んでないけど、セネカについて語る中で『もともと何も持ってないと思って1日を始めよ』といった言葉が出てきて、それは良いねと思う。

 

「もともと何も持っていない(所有していない)、味方はいない、友もいない」が始まりであれば、大概の日は良い1日であるだろう。

 

「持っていない」状態で人のためになることができたら素晴らしいのだろう。

 

あとそれから、この本でも「医者にかかりすぎるな。むやみやたらと薬を飲むな」的な話がでてきて、やっぱりそうかと思う。

 

この本では「脆さ・頑健さ・反脆さ」という三つの状態について語られている。

 

『極端な安定志向は脆さを抱える、ちょっとしたストレスや揺さぶられるリスクに身をさらし、失敗を恥と思わずより強くなるよう反脆くなれ』

 

 

ところで、youtubeで聴くピアノ曲は素晴らしくありがたい。

youtu.be

 

音楽も全くの素人であるが、なんかちょっと変わった人が好きなので、このグレングールドさんのピアノ曲をときどき聴きます。