勝てない。
これ以上現金を減らしたくない。
これ以上消耗したくない。
ほかに読書とか運動とか有益なことがある。
FXでお金持ちになるイメージがやっぱりできない。
などなどの理由でFXは向いてないと判断。
きっぱりやめることにしたい。
ブログのカテゴリも変更。
で、先週読んだ本の振り返り。
ずっと早く読みたいと買ってはいたけど積読状態になっていた上下巻。
やっと全部読めた。うーーん、噂通りにすごく面白く、興味深く、衝撃だった。
人の意識には直感で物事を捉えるシステム1と、熟慮や理論的思考のシステム2があるが、システム2は怠け者で努力が必要だという話。
こんなにも自分の意識とか直感とか思い込みとか、当てにならないものなんだと。
自分の決断がとても狭い範囲でしか、其の事について捉えられてなくて、
浅はかでせっかちなんだと思い知らされる本。
この本は読んでおいて損がない。
付箋と線引き箇所がたくさんついた。もう2回ぐらい読みたい。
息子(中学3年生)にもぜひ読んでほしいな。
でもいつも母の読む本は興味ないみたい。
久しぶりの小説。行動科学やら社会科学やら心理学やらそんな本ばかりだと
頭でっかちになるので、読んでよかった。
湊かなえさんの本は、もう何年も前に「告白」を読んだことがあって、
人間の感情の機微、計り知れなさ、底知れなさを描き出す
とても読者を引き込む作家さんという印象があったので、結構期待して読み始めた。
が、割とソフトな流れで途中退屈で、読むのに努力を要した。
印象に残ってるのは、中学生のいじめの話がでてくるんだけど、
思春期特有の辛さがいたたまれなくて、
そこらへんの描写は中学生の息子を持つ母として、
胸がキューっとなってつらかったな。
ラスト、ちょっと出来すぎな気がしないでもないが、
入り組んだ複雑な人間模様が最後一気に解き明かされて
そうだったんだね。よかったねと思えました。