最近、HTさんという方のブログで紹介されている本をトレードに活かしたく読んでいます。
なんとか読了したけれども、難しかった。専門用語だらけで。
でもところどころにワクワクするような驚くような内容があって、
例えば、ホイヘンスという人が1665年に観察した振り子時計の同期現象の話や
大きな橋を群集が渡るとき、同期の影響で橋の揺れが大きくなっていく話。
で、HTさんの紹介されているこちらの本を是非読んでみようと思って購入したのだけれど、上の非線形化学でかなり私の脳が疲れてしまったようで、読み進めることが出来ない。
どちらの本も私にはとても難しくて、内容がなかなか頭に入ってこない。
絶対面白いはずなのに。
というわけで、ちょっと休憩して別の本を読むことにした。
この夏に知って、一気に数冊読んだ、カルロ・ロベッリ教授の本。
物理の素養も全くない私でも読みやすくて、入り込めるお話が沢山です。
世界は自分の知らない仕組みや構造で溢れていて、死ぬまでにすべてを理解することもできないだろうけれども、それで良い、理解できないなかでもよりよく生きようとする力がわいてくるような、そんな気持ちになれる本。
まだ全部読んでないのだけど。
様々な新聞などに掲載されたコラムを集めた本なので、短時間で一つのトピックごと
読みやすいです。
この本から、また色々な素晴らしい書籍や科学者や哲学者のことも知ることができる。
とてもお勧めの本です。